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「楽天モバイルが衛星通信に対応する」——このニュースを見て、何のことかよくわからなかった方も多いのではないでしょうか。
衛星通信サービスは、山間部・離島・海上など地上基地局の電波が届かない場所でも通信を可能にする技術です。現役社員の立場から、楽天モバイルの衛星通信計画と、それがユーザーにとって何を意味するのかをわかりやすく解説します。
楽天モバイルの「衛星」は2つあります。片方はもう使えて、もう片方はこれからです。
| どの衛星か | いつから | できること | 料金 |
|---|---|---|---|
| Appleの衛星メッセージ 衛星接続はGlobalstarが提供 |
2026年3月26日から 対応済み |
衛星経由の「iMessage」「SMS」/緊急SOS/探す | 「当面の間は無料」(公式) |
| Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile |
2026年 第4四半期を目指す |
テキスト・音声通話・ビデオ通話などのブロードバンド通信(予定) | 未定(公式が明記) |
※ 表は横にスクロールできます
どちらも特別なアンテナや専用端末は使いません。上は手持ちのiPhoneで今日から、下は2026年内の提供開始を目指している段階です。
出典:楽天モバイル公式プレスリリース(2026年3月26日)/同(2025年4月23日)・いずれも2026年9月29日確認
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衛星通信サービスとは
従来のモバイル通信は、地上に設置した基地局からスマホに電波を届ける仕組みです。しかし基地局は設置コストが高く、山間部・海上・離島などには基地局を建てにくいため、「圏外」エリアが生まれます。
衛星通信サービスは地上の基地局の代わりに宇宙に浮かぶ衛星を基地局として使う仕組みです。衛星が地球全体をカバーするため、理論上は地球上のほぼすべての場所で通信できます。
- 低軌道衛星(LEO):地上から数百〜2,000kmの低い軌道を飛ぶ衛星群。StarlinkやAST SpaceMobileがこのタイプ。遅延が少なく、モバイル通信に向いている
- 静止軌道衛星(GEO):地上から約36,000kmの軌道に固定。衛星1機でカバー範囲は広いが、遅延が大きく通話・リアルタイム通信には不向き
楽天モバイルが取り組んでいるのは主にLEO(低軌道)衛星の活用です。
楽天モバイルの衛星通信計画
楽天モバイルは独自の通信プラットフォームをもとに、衛星通信との統合を進めています。中核となるのが、楽天グループが創業期から出資するAST SpaceMobileとの衛星直接通信「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」です(公式は「2026年 第4四半期のサービス提供開始を目指しています」としています)。
- 地上基地局では届かないエリア(山間部・離島・海上)を衛星でカバーする補完的な役割
- 既存のRakuten最強プランの延長線上で利用できる形を目指している
- 追加の機器(特殊な衛星アンテナ等)が不要で、現在のスマートフォンで利用できることを目標にしている
- 公式が示している時期は「2026年 第4四半期のサービス提供開始を目指す」(確定した提供開始日ではない)
※ 上記は現時点で公開されている情報に基づくものです。詳細・スケジュールは楽天公式サイトの最新情報をご確認ください。
AST SpaceMobileとの提携の意味
楽天モバイルの衛星直接通信「Rakuten最強衛星サービス」は、米AST SpaceMobile社との提携によるものです。公式は2026年 第4四半期の提供開始を目指すと発表しています。
AST SpaceMobileとは
AST SpaceMobileは、低軌道(LEO)に大型のフェーズドアレイ衛星「BlueBird」を展開する米国企業です。最大の特徴は、特別なアンテナや専用端末を使わず、市販の普通のスマホがそのまま衛星と直接つながること。楽天グループは2020年から出資するパートナーです。単なる「提携先」ではなく、この技術に早くから賭けてきた当事者という立ち位置です。
楽天モバイルとの協業の意味
日本国内での商用サービスは楽天モバイルが主導し、地上の基地局が届かない山間部・離島・海上を衛星が直接カバーする構想です。ユーザー視点では「楽天モバイルのSIMのまま、電波のない山奥でもつながる」世界に近づきます。公式は「テキストメッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話等のブロードバンド通信を、市販されているスマートフォンで利用できるサービスを提供予定」としています。料金は公式が「時間、価格などについては、現時点で未定です」と明記しています(詳しくは「現在地」の節)。
スマホと衛星の直接通信は世界的にも商用化の初期段階で、「山奥でも地上と同じ速度」になるにはまだ時間がかかります。ただ、2026年内の開始予定が公式に示されたことで、「電波が届かないエリア」という長年の批判に対する具体的な答えがようやく形になり始めました。
誰のメリットになるか
衛星通信が特に恩恵をもたらすユーザー
- ✅ 登山・アウトドア愛好者:山頂・渓谷など電波の届かないエリアでも緊急連絡が可能になる
- ✅ 離島・農村居住者:地上基地局の整備が遅れているエリアでも通信できるようになる可能性がある
- ✅ 漁業・海上業務従事者:船上での通信が改善される可能性
- ✅ 災害時の通信確保を重視する人:地上基地局が被災しても衛星経由での通信継続が可能になる
- ✅ インバウンド観光業者:観光地・山岳地帯での外国人向け通信提供
都市部ユーザーへの影響
都市部在住・通勤の方にとっては、当面は直接的な恩恵は限定的です。地上の5G・4G基地局で十分カバーされているため、衛星通信は「保険的なバックアップ」の意味合いが強くなります。
現在の電波カバレッジと衛星の関係
2026年9月時点では、楽天モバイルの衛星通信はまだ商用開始前です(2026年内・Q4の開始予定が公式に示されています)。現在の電波カバレッジはあくまで地上基地局(プラチナバンド含む)とパートナー回線(auローミング)によって成り立っています。
- プラチナバンド(700MHz):整備進行中
- パートナー回線(KDDIローミング):2026年6月からエリア縮小開始。KDDIの提供期間は9月30日までだが、楽天モバイルは「カバーに時間を要するエリアは10月以降も継続」と公表(詳細はエリア記事へ)
- 衛星通信:2026年内(Q4)開始予定
「衛星通信があるからどこでもつながる」はまだ先の話です。現在の電波状況については、楽天モバイルのエリアマップで確認してください。
今後のロードマップと社員の見解
楽天モバイルの衛星通信における強み
楽天モバイルは「完全仮想化クラウドネイティブ」の独自ネットワークを持っています。この設計は衛星通信との統合に適しており、他のキャリアに比べてソフトウェアアップデートで新技術に対応しやすい構造です。
現役社員としての正直な見解
衛星通信との統合は楽天モバイルが長年取り組んできた「電波が届かない問題」への根本的な解答です。実現すれば「やめとけ」と言われてきた電波批判への根本的な答えになります。
ただし「近い将来」ではありません。スマホに追加機器なしで衛星通信が利用できる技術は、世界的に見ても商用化初期の段階です。目標どおり2026年内に始まっても、当初の提供範囲や品質は限定的だと見ています。それでも、圏外を衛星で補える見通しが公式に示されたことの意味は大きいと思います。
今の楽天モバイルは「その変化の前夜」にいます。都市部ユーザーや楽天経済圏ユーザーにとっては、今でも十分なメリットがあります。始めるなら従業員紹介キャンペーン(MNPで14,000ポイント)の利用がおすすめです。
いま使える衛星機能(iPhone 14以降・Apple Watch Ultra 3)
楽天モバイルは2026年3月26日に、Appleの衛星経由メッセージングへの対応を発表しました。プレスリリースの原文です。
楽天モバイル株式会社(以下「楽天モバイル」)は、「iPhone 14」以降に発売された各種「iPhone」または「Apple Watch Ultra 3」をご利用のお客様向けに、Apple社が提供する衛星経由でSMSメッセージが送受信できるメッセージングサービス(以下「本機能」)に対応したことをお知らせします。
本機能では、モバイル通信が届かない場合やWi-Fi通信が利用できない環境においても、衛星通信を経由した「iMessage」および「SMS」をご利用いただけます。これにより、災害などの緊急時においてもメッセージの送受信が可能となります。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 対象端末 | 「iPhone 14」以降に発売された各種「iPhone」または「Apple Watch Ultra 3」 |
| できること | 衛星経由の「iMessage」「SMS」。これに加えて衛星経由の「緊急SOS」「探す」も対象。緊急SOSは「中継センターを経由することでApple社の専門スタッフとテキストでコミュニケーションを取ることができ、必要に応じて緊急サービスへの連絡が行われます」 |
| 衛星の提供元 | 「衛星接続は、Globalstarおよびその関連会社によって提供されます」(AST SpaceMobileとは別系統) |
| 通信料 | 「衛星経由の「SMS」は通常の「SMS」送信料金が適用されますが、当面の間は無料でサービスをご利用いただけます」 |
| 端末側の無料期間 | 「アクティベーションから2年間無料」。2025年9月9日(太平洋時間)午前0時以前にiPhone 14またはiPhone 15をアクティベーションした場合は「さらに1年間延長」 |
| Apple Watch Ultra 3の条件 | 「通信キャリアとの契約が必要」「ペアリングされたiPhoneの電源が入っており、Wi-Fiまたはモバイル通信に接続されている必要がありますが、近くにある必要はありません」 |
出典:楽天モバイル公式プレスリリース(2026年3月26日)・2026年9月29日確認
Rakuten最強衛星サービスの現在地(2026年9月29日時点)
「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」
「両社は(略)AST SpaceMobileとのプロジェクトを推進しており、日本国内で2026年 第4四半期のサービス提供開始を目指しています」(2025年4月23日)
「サービスの開始時期や提供範囲については、両社の関与しない事由を含む要因等により変更となる可能性があります」(2024年2月16日)
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 正式名称 | Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile |
| 開始時期 | 2026年 第4四半期の提供開始を目指す(確定日ではない) |
| 対象エリア | 「これまで日本においてモバイル通信圏外だった山間部・離島等を含むより広域のエリアカバー」「災害などの緊急時に向けたネットワーク冗長性」。具体的な提供エリアは未公表 |
| できること(予定) | 「テキストメッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話等のブロードバンド通信を、市販されているスマートフォンで利用できるサービスを提供予定」 |
| 料金 | 「サービスに使用する周波数帯・サービス提供方法(時間、価格など)については、現時点で未定です」 |
| 対応端末 | 「市販されているスマートフォン」で使えることを目指す。対応機種の一覧は未公表 |
| いまの段階 | 2025年4月に日本国内で初めて、低軌道衛星と市販スマートフォンの直接通信によるビデオ通話に成功。ただし「実験試験局免許の予備免許を取得した上での事前疎通確認」で、「今後実験試験局免許を取得の上、通信試験を開始する予定」。商用提供は始まっていない |
Rakuten最強衛星サービスとは
正式名称は「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」です。AST SpaceMobileの低軌道衛星「BlueBird」と市販のスマートフォンが直接通信する方式で、地上の基地局が届かない場所を衛星側からカバーする構想です。公式は「テキストメッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話等のブロードバンド通信を、市販されているスマートフォンで利用できるサービスを提供予定」としています。開始時期は「日本国内で2026年 第4四半期のサービス提供開始を目指しています」とされており、確定した提供開始日ではありません。2026年10月22日時点で、商用提供の開始は発表されていません(同日に楽天モバイルの2026年のプレスリリース一覧を確認。開始を告げる発表はありません)。
対応エリアと使える場所
公式が示しているのは「これまで日本においてモバイル通信圏外だった山間部・離島等を含むより広域のエリアカバー」「災害などの緊急時に向けたネットワーク冗長性」という方向性までで、具体的な提供エリアは公表されていません。対応端末も「市販されているスマートフォン」で使えることを目指すとされているだけで、機種の一覧は出ていません。いま自分の住所がどのエリア区分かは、楽天モバイル公式のエリアマップで確認できます(確認手順はエリア記事)。なおいま衛星経由で使えるのはAppleのメッセージング機能で、そちらは衛星接続をGlobalstarが提供しており、Rakuten最強衛星サービスとは別系統です(詳しくは前の節・2026年10月22日確認)。
料金
公式が「未定」と明記しています。2025年4月23日のプレスリリースの注記に「サービスに使用する周波数帯・サービス提供方法(時間、価格など)については、現時点で未定です」と書かれています。金額を掲げている情報源があっても、2026年10月22日時点で公式の裏づけはありません。
ここまでの歩み(公式発表のみ)
| 時期 | 公式発表の内容 |
|---|---|
| 2020年3月 | 楽天が米AST & Science社へ出資し、戦略的パートナーシップを締結 |
| 2022年11月 | 楽天モバイルが実験試験局の予備免許を取得 |
| 2024年2月16日 | 衛星と携帯の直接通信による国内サービスを2026年内に提供を目指す計画を発表 |
| 2024年9月12日 | ASTが商用の低軌道衛星「BlueBird」の打ち上げに成功 |
| 2025年4月23日 | 日本国内で初めて、低軌道衛星と市販スマートフォンの直接通信によるビデオ通話に成功。福島県のゲートウェイ地球局から「BlueBird Block 1」へ発信し、福島県と東京都間でビデオ通話。2026年第4四半期の提供開始を目指すと明記 |
| 2026年3月26日 | Appleの衛星経由メッセージング(Globalstar経由)に対応 |
「前倒し」の発表はありません。2026年に楽天モバイルが出したプレスリリース38件を確認しましたが、Rakuten最強衛星サービスの開始時期を早めるという発表は出ていません(2026年9月29日確認)。最新の時期の記載は2025年4月23日の「2026年 第4四半期」のままです。
出典:楽天モバイル公式プレスリリース(2025年4月23日)/同(2024年2月16日)・いずれも2026年9月29日確認
auのStarlinkとの違い(公式で確認できる範囲)
楽天モバイル公式が他社サービスと比較した資料は出していません。ここでは楽天モバイル側の公式発表で確認できることだけを並べ、他社の詳細は各社の公式ページに譲ります。
| 項目 | 楽天モバイル(公式発表で確認できること) |
|---|---|
| いま使える衛星機能 | Appleの衛星経由メッセージ。衛星接続はGlobalstarが提供。iPhone 14以降/Apple Watch Ultra 3 |
| これから始める衛星サービス | Rakuten最強衛星サービス。ASTの低軌道衛星「BlueBird」を使用。2026年第4四半期を目指す |
| 目指している通信の中身 | 「テキストメッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話等のブロードバンド通信」 |
| 必要な機器 | 「市販されているスマートフォン」。専用アンテナ等の記載なし |
他社の衛星サービスの開始時期・料金・対応端末は、各社の公式ページでご確認ください。当サイトでは楽天モバイル公式の発表に基づく内容だけを扱います。
出典:楽天モバイル公式プレスリリース(2026年3月26日)/同(2025年4月23日)・いずれも2026年9月29日確認
まぎらわしい話:衛星「電話」への発信料金が2026年11月1日に変わります
ここまでの「衛星通信」とは別の話ですが、名前が似ていて混同しやすいので触れておきます。楽天モバイルからNTTドコモの衛星電話サービス(ワイドスターⅡ・Ⅲ)へ電話をかけたときの通話料が改定されます。
| 発信アプリ | 2026年10月31日まで | 2026年11月1日以降 |
|---|---|---|
| OS標準の電話アプリ | 22円/30秒 | 177円/30秒 |
| Rakuten Linkアプリ | 無料 | 177円/30秒 |
公式の注記に「発信料金は税別です」「衛星電話への通話は、15分(標準)通話かけ放題の無料通話の対象外です」とあります。対象プランはRakuten最強プランとRakuten最強U-NEXTです。
出典:楽天モバイル公式「(更新)【重要】衛星電話サービスへの発信料金改定のお知らせ」(2026年9月18日掲載・2026年9月24日更新)・2026年9月29日確認
よくある質問
Q1. 楽天モバイルの衛星通信は、いつから使えますか?
2つに分けて考える必要があります。
- Appleの衛星経由メッセージ:すでに使えます。楽天モバイルは2026年3月26日に「「iPhone 14」以降に発売された各種「iPhone」または「Apple Watch Ultra 3」をご利用のお客様向けに、Apple社が提供する衛星経由でSMSメッセージが送受信できるメッセージングサービス(略)に対応した」と発表しています。
- Rakuten最強衛星サービス(AST SpaceMobile):まだです。公式は「日本国内で2026年 第4四半期のサービス提供開始を目指しています」としています。目標であって、確定した提供開始日ではありません。
Q2. 「Rakuten最強衛星サービス」の料金はいくらですか?
公式が「未定」と明記しています。2025年4月23日のプレスリリースの注記に、「サービスに使用する周波数帯・サービス提供方法(時間、価格など)については、現時点で未定です」と書かれています。
金額を書いている情報源があっても、2026年9月29日時点では公式の裏付けがありません。
Q3. いま使えるAppleの衛星メッセージは有料ですか?
公式の注記は次のとおりです。「衛星経由の「SMS」は通常の「SMS」送信料金が適用されますが、当面の間は無料でサービスをご利用いただけます」。
端末側については「Apple社の衛星通信機能は、「iPhone 14」以降または「Apple Watch Ultra 3」のアクティベーションから2年間無料でご利用いただけます」とあり、2025年9月9日(太平洋時間)午前0時以前にiPhone 14または15をアクティベーションした場合は「無料利用期間がさらに1年間延長されます」と書かれています。
Q4. どの端末で使えますか?特別なアンテナは要りますか?
いま使えるAppleの衛星メッセージはiPhone 14以降、またはApple Watch Ultra 3が対象です。Apple Watch Ultra 3で衛星経由のSMSを使うには「通信キャリアとの契約が必要」「ペアリングされたiPhoneの電源が入っており、Wi-Fiまたはモバイル通信に接続されている必要があります」と注記されています。
Rakuten最強衛星サービスのほうは、公式が「市販されているスマートフォン」で使えることを目指すとしています。2025年4月の試験も「日本国内で市販される一般的なスマートフォンを使用」して行われました。対応機種の一覧は公表されていません。
Q5. auのStarlinkと何が違いますか?
楽天モバイル公式が他社サービスと比較した資料は出していないため、ここでは楽天モバイル側の公式発表で確認できることだけを書きます。
楽天モバイルの衛星は2系統あります。いま使えるAppleの衛星メッセージは「衛星接続は、Globalstarおよびその関連会社によって提供されます」と明記されており、AST SpaceMobileとは別の衛星です。Rakuten最強衛星サービスのほうはASTの低軌道衛星「BlueBird」を使い、「テキストメッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話等のブロードバンド通信を、市販されているスマートフォンで利用できるサービスを提供予定」とされています。
出典:楽天モバイル公式プレスリリース(2026年3月26日)/同(2025年4月23日)/同(2024年2月16日)・いずれも2026年9月29日確認
更新履歴
| 日付 | 更新した内容 |
|---|---|
| 2026年9月29日 | 2026年3月26日発表のAppleの衛星経由メッセージ対応(iPhone 14以降・Apple Watch Ultra 3、Globalstar経由)を追加。正式名称を「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」に修正。開始時期を公式原文の「2026年 第4四半期の提供開始を目指す」に統一し、「時期は未定」という旧記述を削除。料金は公式が「未定」と明記していることを追記。ここまでの歩み・衛星電話への発信料金改定・FAQ・更新履歴の各節を新設。すべての節に出典リンクを追加。他社の衛星通信との比較表を削除し、楽天モバイル公式で確認できる内容だけを書いた「auのStarlinkとの違い」に差し替え。4G人口カバー率の数値を削除(公式サイトで現在の記載を確認できなかったため) |
| 2026年9月23日 | AST SpaceMobileとの提携内容を整理 |
- 衛星通信(LEO)は山間部・離島・海上など地上基地局が届かない場所をカバーする技術
- Appleの衛星経由メッセージ(iPhone 14以降・Apple Watch Ultra 3)は2026年3月26日から対応済み。衛星接続はGlobalstarが提供し、当面の間は無料
- 「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」は2026年 第4四半期の提供開始を目指す段階(2025年4月に国内初のビデオ通話に成功。商用提供は未開始)
- 料金は公式が「未定」と明記。金額を書いている情報源があっても公式の裏付けはない
- 登山愛好者・離島居住者・海上業務従事者などに特に大きなメリットがある
- 都市部ユーザーへの直接的な恩恵は当面限定的だが、長期的には「電波の弱さ」批判への根本解答になりえる
- 楽天の仮想化ネットワーク設計は衛星通信との統合に技術的に適している
