楽天モバイルには海外データローミングが月2GBまで追加料金なしという大きな強みがあります。ただし「どの国で使えるのか」「設定はどうするのか」「2GBを超えたらどうなるのか」でつまずく方が多いのも事実。
現役社員が、出発前の設定から現地でのトラブル対処、Rakuten Linkでの通話までまとめました。
楽天モバイル海外ローミング 3つの基本
※2026年7月時点・楽天モバイル公式情報をもとに作成。最新の条件は楽天モバイル公式サイトでご確認ください。
📋 この記事でわかること
楽天モバイルの海外ローミングとは
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」には、海外でのデータ通信(ローミング)が月2GBまで含まれています。2GBを超えると最大128kbpsに速度制限されますが、追加でデータ容量を購入することもできます。
- 月2GBまで:追加料金なし(プラン料金に含まれる)
- 2GB超過後:最大128kbps(テキストメッセージ・地図の簡易確認程度)
- 追加データ購入:1GBあたり500円(税込)で都度購入可能
- 音声通話・SMS:別途料金が発生(後述)
- 対応地域:107の国・地域以上(詳細は楽天モバイル公式サイトで確認)
ドコモ・au・ソフトバンクの海外ローミングは日額制(500〜1,980円/日)が主流。楽天モバイルは月2GBが追加料金なしで使えるため、短期旅行や数日間の出張では特にコストメリットが大きいです。
対応国・地域と速度制限
楽天モバイルの海外ローミングは107の国・地域以上に対応しています。主要な渡航先をまとめました(詳細・最新情報は楽天モバイル公式サイトでご確認ください)。
| エリア | 主な対応国 | データ | 音声通話 |
|---|---|---|---|
| アジア | 韓国・台湾・中国・タイ・シンガポール・ベトナム・インドネシア・マレーシア・フィリピン・インド | 対応 | 有料 |
| 北米 | アメリカ・カナダ | 対応 | 有料 |
| ヨーロッパ | イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・オランダ 他 | 対応 | 有料 |
| オセアニア | オーストラリア・ニュージーランド | 対応 | 有料 |
| 中東・アフリカ | UAE・エジプト・南アフリカ 他(一部対応) | 一部対応 | 有料 |
| 中南米 | ブラジル・メキシコ 他(一部対応) | 一部対応 | 有料 |
対応国・地域は変更されることがあります。また、同じ国でも対応している通信事業者(ローミングパートナー)が限られるため、現地で使えない場合もゼロではありません。渡航前に楽天モバイル公式サイトの「海外ローミング対応国一覧」を確認してから出発してください。
出発前にやること(設定チェックリスト)
空港に着いてから設定を慌ててやると失敗しやすいです。出発前に以下を済ませておきましょう。
-
楽天モバイルアプリで海外ローミングをONにする
アプリ →「その他」→「海外ローミング設定」→「海外データローミング」をON。これをやらないと海外で通信できません。 -
スマホ本体のデータローミング設定をONにする
Android:設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → データローミング ON
iPhone:設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → データローミング ON -
現在のデータ使用量を確認する
月の残りローミング枠(2GBから現在の使用量を引いた分)を確認。月をまたぐ渡航は有利です。 -
Rakuten Linkアプリを最新バージョンにする
海外でのRakuten Link通話はアプリ経由で日本の番号が使えます。旧バージョンだと不具合が出ることがあります。 -
渡航先のWi-Fi情報を事前に調べておく
ホテル・空港のWi-Fiとローミングデータをうまく使い分けて、2GBを節約する戦略が有効です。
現地での使い方・つながらない時の対処
現地でつながるまでの流れ
現地に到着して機内モードを解除すると、数分以内に自動的にローミング回線に接続されます。接続先の事業者名がステータスバーに表示されれば成功です。
つながらない時のチェックポイント
- 機内モードをOFF→ONする(ネットワーク再スキャン)
- データローミング設定がONになっているか確認(スマホ本体の設定)
- 楽天モバイルアプリの海外ローミング設定がONか確認
- 端末を完全に再起動する(SIM再認識のため)
- ネットワークを手動選択する(設定 → ネットワーク → ネットワーク選択 → 手動 → 対応事業者を選ぶ)
上記を試しても接続できない場合は、その国でのローミングが不安定な可能性があります。現地空港でプリペイドSIMを購入するか、モバイルWi-Fiルーターを用意するのが現実的です。
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2GBを超えた場合の対処法
2GBを超えると自動的に128kbpsに速度制限されます。LINE・Slackのテキストメッセージ、Google マップの簡易表示程度は動きますが、動画視聴や大容量ファイルのやりとりは難しくなります。
追加データを購入する
- 楽天モバイルアプリを開く
- 「海外ローミング」→「データ容量を購入」
- 1GBを500円(税込)で購入(複数GB購入可)
- 購入後すぐに高速通信に戻る
※料金・容量は変更される場合があります。最新情報は楽天モバイル公式サイトで確認してください。
現地Wi-Fiを徹底活用する
ホテル・カフェ・空港のWi-Fiを積極的に使い、ローミングデータを温存するのが最もコストを抑える方法です。大容量のダウンロード・動画視聴はWi-Fi環境で行いましょう。
モバイルWi-Fiルーターとの併用
1週間以上の長期滞在や、グループ旅行でデータ共有が必要な場合は、現地レンタルのモバイルWi-Fiルーターと楽天モバイルを併用するのが現実的です。
海外での通話(かけ方・受け方)
Rakuten Linkアプリで通話する(推奨)
Rakuten Linkアプリを使えば、海外からでも国内通話と同じ感覚で日本の番号に無料通話できます(データ通信を使用)。日本にいる家族・職場への連絡はRakuten Linkが最も安上がりです。
- 日本国内の固定電話・携帯電話への発信(無料)
- 日本の番号への着信(無料)
- Rakuten Link同士のメッセージ・通話
- 現地(海外)の電話番号への発信(別途料金が発生)
- 現地の緊急番号(911・112等)への発信は不可
→ 現地の電話にかける場合は標準の電話アプリを使用。料金は楽天モバイル公式サイトで確認してください。
着信(日本から海外の自分への電話)
日本の人から自分に電話をかけてもらう場合、Rakuten Link宛に電話してもらえば追加料金なしで受けられます。通常の電話番号に着信した場合は着信料がかかる場合があるため、連絡手段はRakuten LinkまたはLINE通話などに統一するのがおすすめです。
海外ローミングをうまく使うコツ
月の切り替わりを活用する
楽天モバイルの海外データ容量は毎月1日にリセットされます。月末出発・月初帰国の旅行なら合計4GBをローミングに使えるため有利です。
バックグラウンドのデータ通信を制限する
OSのアップデート・クラウドバックアップ・SNSの自動更新が海外でも動いていると、あっという間に2GBを消費します。出発前に「モバイルデータのバックグラウンド通信」をオフにしましょう。
地図はオフラインマップを事前にDLしておく
Google マップのオフライン地図機能で渡航先のマップをWi-Fi環境下でダウンロードしておくと、現地でのデータ消費を大幅に削減できます。
eSIM対応端末ならデュアルSIM戦略が有効
物理SIMに楽天モバイルを入れたまま、渡航先のeSIMをアプリでインストールして使う方法があります。現地データは現地eSIMで賄いつつ、日本への連絡はRakuten Link(楽天SIM)で行う使い分けです。
- 出発前:楽天アプリとスマホ本体のローミング設定をON
- 出発前:Rakuten Linkを最新版にアップデート
- 現地:ホテル・空港のWi-Fiを優先使用して2GBを温存
- 現地:日本への電話はRakuten Linkアプリで(無料)
- 2GB超過:追加1GBを500円で購入するか、Wi-Fiで乗り切る
- 長期滞在:現地eSIMとのデュアルSIM運用を検討
- 月2GBまで追加料金なし。107の国・地域以上で対応
- 2GB超過後は128kbpsに制限。1GBあたり500円で追加購入可能
- 出発前に楽天アプリとスマホ本体のローミング設定をONにしておくこと
- 日本への通話はRakuten Linkアプリ経由が最も低コスト
- 月の切り替わりをうまく使うと合計4GBを海外で活用できる
- 長期滞在・グループ旅行は現地eSIMとの併用が現実的
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