※本記事には楽天モバイル従業員紹介キャンペーンの紹介リンク(PR)が含まれます。
楽天モバイルはどこでつながらないのか——この疑問に現役社員が正直に答えます。電波以外の弱点はデメリット10選で総まとめしています。社内でも「電波クレームが多い場所」として把握しているエリアを含め、2026年時点での改善状況と具体的な代替策まで解説します。
デメリットを隠さず伝えることが、長期的に信頼してもらえると考えているからです。
都市部在住の方は改善が顕著。コード2162自動適用(MNP14,000pt/新規・再契約13,000pt)
① プラチナバンド700MHzの整備状況
楽天モバイルが長く苦手としてきた「屋内・地下でのつながりにくさ」の原因は、主に使用する周波数帯にありました。高い周波数(1.7GHz帯)は直進性が強く、壁や床を貫通しにくい特性があります。
2023年から整備が始まったプラチナバンド(700MHz帯)は、低い周波数で電波が曲がりやすく、建物内・地下への浸透力が格段に高まります。2026年時点では主要都市(東京・大阪・名古屋・福岡等)の商業施設・オフィスビル・地下鉄の一部で効果が出始めています。
プラチナバンド整備の進捗(2026年時点)
- 東京都心部:主要駅周辺・商業施設は大幅改善
- 大阪・梅田・なんば周辺:整備進行中
- 地方都市・郊外:整備は2027年以降が本格化
- 地下鉄(東京メトロ・都営):一部路線で改善、全線は未完
② KDDIローミングの現状(2026年9月30日以降の扱い)
楽天モバイルは、自社の電波が届かないエリア(主に地方・山間部)をKDDI(au)の回線を借りて補ってきました(ローミング)。KDDIが公開している提供期間は2019年10月1日から2026年9月30日までで、延長は両社協議のうえ決定するとされています。2026年9月時点の状況を整理します。
- 楽天モバイルは「楽天モバイルがカバーに時間を要するエリアに関しては、ローミングは10月以降も継続します」と公表しています。9月30日で全面的に終了するわけではありません
- 同時に「楽天モバイルが十分カバーできているエリアはローミングを縮小していきます」とも明記されています。2026年6月から自社エリアと重複する地域を中心に縮小が始まっており、関東・大阪・札幌などで確認されています
- ただしKDDI側の公開情報は「ローミング提供期間のさらなる延長については両社協議の上決定」という記載のままで、新しい協定の締結は公表されていません。楽天モバイルも「詰めの協議を行なっています」としています
- 継続するエリアの範囲や期限は公表されていません。地方在住の方は、お住まいの地域を⑦のエリアマップで直接確認するのが確実です
出典: 楽天モバイル「ローミングに関して」(2026年8月12日)/楽天モバイル「【重要】ローミングエリアに関してのお知らせ」(2026年9月5日)/KDDI「楽天モバイル株式会社サービスへのローミング提供について」・2026年9月23日に筆者が確認
ただし社内では「ローミングの縮小に合わせて自社基地局の整備を加速させている」という説明がされています。エリアごとの実際の影響は段階的に表れるため、地方在住の方はお住まいのエリアマップをこまめに確認するのが現実的です(確認手順は本記事の⑦)。
③ 地下鉄路線別の繋がりやすさ
| 路線 | 2026年7月時点の状況 | 改善傾向 |
|---|---|---|
| 東京メトロ 銀座線・丸の内線 | 比較的安定(駅構内は繋がりやすい) | 改善中 |
| 東京メトロ 半蔵門線・千代田線 | トンネル区間は不安定な場合あり | 改善中 |
| 都営地下鉄各線 | 駅構内は改善、走行中は変動あり | 改善中 |
| 大阪メトロ御堂筋線等 | 主要駅は改善傾向 | 改善中 |
| その他地方の地下鉄 | 対応が遅れているケースあり | 未定 |
④ 地方山間部・離島の状況
山梨・長野の山岳エリア、青森・岩手の内陸部、島根・鳥取・高知の山間部、沖縄の離島などは、楽天自社基地局のカバーが薄く、現在はKDDIローミングで補っています。ローミングが縮小されたエリアでは自社回線だけになるため、電波が弱くなる可能性があります。
これらのエリアに居住・頻繁に訪問する方は、後述のデュアルSIM対策を検討してください。
⑤ 2026年Q4の衛星サービスによるカバー
楽天モバイルはAST SpaceMobileとの提携による衛星通信サービス「Rakuten最強衛星サービス」を2026年Q4(10〜12月)に商用開始予定です。衛星通信は地上の基地局が届かないエリアをカバーできる技術で、山間部・離島でのカバー不足を補う可能性があります。
ただし2026年Q4時点では対応機種・通信速度・料金などの詳細が未確定の部分が多く、過度な期待はしないことをお勧めします。詳しくはRakuten最強衛星サービス完全解説をご参照ください。
⑥ 代替策:デュアルSIMとpovo2.0の組み合わせ
楽天モバイルをメイン回線として使いつつ、電波が弱い場所ではpovo2.0(au回線)に切り替えるデュアルSIM構成が現実的な最善策です。
- 楽天:メイン(無制限・通話かけ放題)
- povo2.0:サブ(基本料0円・データトッピング制)
- 合計コスト:楽天月3,278円+povo月0〜数百円
大半の場所では楽天を使い、地下や山間部でpovoに切り替えるスタイルです。デュアルSIMについては楽天とahamo/povo/LINEMO比較記事も参照してください。
エリアに納得して申し込むなら、楽天モバイル従業員紹介キャンペーン(MNPで14,000ポイント)の利用がおすすめです。縛りや違約金がないため、万一エリアが合わなくても損失を最小限にして試せます。
⑦ 楽天エリアマップの使い方
楽天モバイルの公式サイトには「エリアマップ」があり、自分の住所・よく行く場所の電波状況を確認できます。
- 楽天モバイル公式サイト → 「エリア」 → 「エリアを確認する」
- 住所を入力または地図上で場所を指定
- 「楽天回線エリア」「パートナー回線エリア」「対象外」を確認
「楽天回線エリア(濃い色)」なら自社電波で安定。「パートナー回線(薄い色)」はローミングを使っており、2026年6月から段階的に縮小が始まっています。定期的に再確認することをおすすめします。
⑧ 路線・駅でつながりにくいとき
同じ路線でも、駅のホームと走行中のトンネル区間では状況が変わります(③)。まず確認したいのは、その駅の所在地がどのエリア区分かです。⑦の手順で楽天モバイル公式のエリアマップを開き、駅の住所を入れて「楽天回線エリア」か「パートナー回線エリア」かを見てください。
- 楽天回線エリアと出る場合:自社の電波で届く区域です。屋内・地下での入りにくさは周波数帯の特性によるもので、プラチナバンド(700MHz)の整備が進むほど改善します(①)
- パートナー回線エリアと出る場合:KDDIローミングで補っている区域です。楽天モバイルは「楽天モバイルが十分カバーできているエリアはローミングを縮小していきます」と公表しており、縮小の対象になりうる区域です(②)。継続するエリアの範囲や期限は公表されていません
- 移動中に切れるのが困るなら、⑥のデュアルSIM構成が現実的な備えになります
エリアマップの表示は更新されます。申し込み前と、ローミングの扱いが変わったときに見直しておくと安心です。
⑨ 商業施設・屋内でつながりにくいとき
屋内で入りにくくなる理由は、使う周波数帯の性質にあります。高い周波数(1.7GHz帯)は直進性が強く壁や床を貫通しにくく、低い周波数のプラチナバンド(700MHz)は電波が曲がりやすいため建物内・地下への浸透力が高くなります(①)。つまり屋内での体感は、その場所でプラチナバンドが使えるかどうかで変わります。
- ⑦の手順でエリアマップを開き、その建物の住所でエリア区分を確認します
- プラチナバンドの整備状況はエリアによって差があり、2026年時点では主要都市の商業施設・オフィスビル・地下鉄の一部で効果が出始めている段階です(①)
- そこが生活圏で、かつ通信が切れると困る用途があるなら、⑥のデュアルSIM構成を検討してください
エリアマップで分かるのはエリア区分です。建物の構造や階層による差はマップには表れないため、生活圏で実際に試して判断するのが現実的です。
都市部は改善顕著・地方はデュアルSIM検討も
📝 まとめ
- プラチナバンド整備で都市部の屋内・地下は大幅改善中
- KDDIローミングは2026年6月から縮小開始・9月30日が協定期限(10月以降は協議中で未確定)
- 地下鉄は駅構内が改善傾向、走行中トンネルはまだ変動あり
- 地方・山間部・離島に頻繁に行く方はデュアルSIM(楽天+povo)を強く推奨
- 2026年Q4に衛星サービス開始予定(詳細は未確定)
- 申込み前に楽天エリアマップで自分の生活圏を確認
